味わい・生産者について
- 規格/タイプ
- 白/発泡(シャンパーニュ)/辛口/750ml
- ヴィンテージ
- NV/2023年収穫100%
- 生産者
- アルチュール・ルリエーヴル(Arthur Lelièvre)
- 産地/アペラシオン
- フランス/シャンパーニュ地方/ヴァレ・ド・ラルドル/ラジュリー/AOCシャンパーニュ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 栽培・醸造
- ビオ・ビオディナミの手法を取り入れた栽培。手摘み後ダイレクトプレス。野生酵母で樽発酵し、澱とともに樽熟成。マロラクティック発酵を行わず、無清澄・無濾過・低温安定化なし。SO2は圧搾時に必要最小限のみ添加し、その後は無添加。ラジュリーの東向きの粘土土壌。1992年・1997年植樹。228Lの古樽を使用。2024年5月6日にコルクでティラージュ、2025年10月30日デゴルジュマン。ドザージュ3g/L、エクストラ・ブリュット。
- アルコール度数
- 12%
- 料理との相性
- 鴨胸肉のロティ 黒胡椒と赤ワインのジュ
豚ヒレ肉のロースト 林檎のキャラメリゼ
鶏もも肉と栗のフリカッセ
茸と熟成コンテのキッシュ
帆立のグリル 焦がしバターとヘーゼルナッツ
- おすすめ温度
- 10〜12℃を目安に。
- おすすめグラス
- ボウルに適度なふくらみのあるチューリップ型。
- 飲み頃時期
- 2026年〜2032年頃(当店推定/適切なセラー保管の場合)
よく熟したブドウを映すしっかりとした色調に、カカオを想わせるニュアンスを伴った強さのある香りが感じられます。口に含むと、樽で育まれた味わいが均衡を保ちながら広がり、香りの力強い表情と、口中での調和がつながります。ラジュリーの単一畑「ル・ワラン」のピノ・ノワールを用いたブラン・ド・ノワールで、香りに感じる強さを、樽熟成を経たまとまりのある味わいとして受け止められる仕上がりです。
■アルチュール・ルリエーヴル■
マイィの西隣に位置するLudes リュード。これまでこの村に本拠に置くグローワーで広く知られているのはベレッシュくらいしかいませんでした。しかし、ベレッシュ兄弟のデビューから20 年近くが経ち、リュードにもやっと新世代のグローワーが登場しました。
2023 年末にデビューしたArthur Lelièvre アルチュール・ルリエーヴルです。1993 年生まれ、ミレニアル世代のアルチュールは、アヴィーズの醸造学校を卒業後、ベレッシュで4 年間研鑽。その後、家業に参画しました。
当時アルチュールの両親はForget-Chauvet フォルジェ・ショーヴェのブランドでシャンパーニュを造っていました。しかし、そのスタイルは、ステンレスでの醸造と短い熟成で、ブレンドを重視する旧態依然としたものでした。エティエンヌ・カルサックやラファエル・ベレッシュといったグローワーから教えを受けたアルチュールは、すぐに除草剤や殺虫剤、防腐剤などの使用を止め、持続可能なビオのブドウ栽培に転換しました。
土壌のバランスを保つためのホリスティックなアプローチも採用し、その後、ビオディナミの手法も取り入れて栽培を行っています。畑が徐々に生命を取り戻し、豊かに育つのに合わせて、アルチュールは自らのワイン造りのアイデンティティを模索する旅へと出発しました。
進取の気性と情熱に溢れたアルチュールは、ワインの世界で独自の道を模索し、創造性と新たな地平を切り開きたいという強い想いを抱いていました。彼は様々なブドウ品種、醸造、熟成を実験しながら、時間を見てはブルゴーニュやジュラのドメーヌを訪問し、ヴィニュロン達と交流を深めました。そして、7 年間の内省を経た2021 年、家業のブランドとは別に、自分名義のブランド『アルチュール・ルリエーヴル』のシャンパーニュの醸造に着手したのです。
こうして、2023 年末に3 種類のキュヴェをリリースしてメジャーデビューを果たしたのです。ドメーヌでは、手摘みで収穫したブドウを樽発酵・樽熟成させます。228 リットルと350 リットルの容量の異なるオーク樽で野生酵母で自発的に発酵を行います。
毎年20%の新樽を慎重に導入し、冷涼な地下セラーで、ゆっくりと穏やかなプロセスで発酵を行っています。ブドウは品種毎、リューディ毎、別々に醸造されます。その後、窓や扉を開けて自然な低温状態にして、ノンマロに誘因しますが、マロが起こった場合は自然に任せています。
リキュール・ド・ティラージュは、原酒のヴァン・クレールとビオのテンサイ糖を使用しています。デゴルジュマンは月の満ち欠けに合わせて行っています。ドザージュのリキュールには、アルチィールがワインに寄り添ってくれると考えるビオのMCR を使用しています。
現在ドメーヌの栽培面積は10 ヘクタール。大部分がリュードにありますが、一部Taissyタイシーや、ヴァレ・ド・ラルドルのLagery ラジュリーの村にも小さな区画を持っています。北向きの冷涼なミクロクリマの恩恵を受けるリュードでは、歴史的にムニエの栽培比率が高く(リュードの村全体の1/2 でムニエが栽培されています)、ドメーヌも栽培品種の46%がムニエで、ピノ・ノワールが36%、シャルドネが18%の比率です。
そして、区画の殆どが北向きです。温暖化が進む中、リュードはもっと注目が集まってもおかしくない村ですが、ここも隣のマイィやヴェルズネイと状況が似ていてメゾンの力が強く、カナール・デュ・シェーヌと隣村のシニー・レ・ローズに本拠を置くキャティエとアルマン・ド・ブリニャックの影響力が非常に強く、新世代のグローワーはこれまで出てきませんでした。アルチュールも収穫ブドウ全体の内、厳然した15%のみを自身のドメーヌ用に、25%をフォルジェ・ショーヴェのブランド用に、残りの60%は全てネゴスに売却しています。
しかし、アルチュールがリュードに登場したことで、俄然、このエリアにも大きな注目が集まっています。
人為的介入を可能な限り少なくし、テロワールを尊重したブルゴーニュのスタイルにインスパイアされたアルチュールは、複雑性と芳醇なアロマを強調した、リュードのテロワールに敬意を表す新しい感覚表現を追求しています。アルチュールは樽の使用を熟知しており、フレッシュさとミネラル感、香りの純粋さを保ちながら、エレガントで洗練された、五感を刺激してくれるシャンパーニュを手掛けています。また、ドメーヌでは、マッサル・セレクションのピノ・ファンの植樹や、畑の生物多様性を高めるためのアグロフォレストリーの導入、醸造のさらなる洗練性の追求など、継続的な進化と努力を続けています。
まだデビュー3 年目で、生産量も2022 ヴィンテージで僅か6 千本弱ですが、既にオランダ、デンマーク、イタリア、英国、ドイツ、アメリカ、カナダなどに輸出され、高く評価されています。弊社も2024 年の秋にドメーヌを訪問。2022 ヴィンテージから日本へのアロケーションを頂くことができました。
保管・ワインのお取り扱いについて
当店のワインには、無濾過・無清澄、酸化防止剤(SO₂)無添加または極少量のものが含まれます。
澱、酒石酸結晶、微発泡などが見られる場合がありますが、ワインの自然な特性であり品質に問題はございません。
ワインセラー、または12℃前後の冷暗所で保管してください。澱が気になる場合は、ボトルを立てて落ち着かせ、ゆっくり注いでお召し上がりください。
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赤:[2022] コート・ド・ボルドー・カスティヨン(シャトー・ド・プラド)/Côtes de Bordeaux Castillon(Château de Prade)3,135円(税込)
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