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商品説明
■全体的に深く力強いワインで、特徴的なテロワールの影響で真の意味での凝縮感■
サヴィニー レ ボーヌの入り口に位置するAux Boutieresと言う非常に深い土壌を持つ区画から。
石灰岩の混じる粘土質土壌で、標高300mの南向き区画から収穫された樹齢50年超のピノ ノワールから造られ、手摘みで収穫後、1か月マセラシオンを行い、1〜3年樽で24か月熟成。
もぎたての苺や、ダークチェリーをその場で潰したような濃厚かつフレッシュな香りに加え、中近東系の乾いたスパイスの香りも。非常にふくよかで香り豊かな深い魅力があります。
味わいにはヤンのやんちゃな部分が出ており、ファンキーで洗練され過ぎていない、良い意味での粗っぽさを感じますが、溢れるような酸と太いミネラルも感じられます。
全体的に深く力強いワインで、特徴的なテロワールの影響で真の意味での凝縮感を感じられます。
■これぞブルゴーニュの真髄!思わずため息が出てしまう...ヤン ドゥリューの新VT、バックVTをご案内です。■
「やっと充実したワイン造りが出来たと感じられたんだ」と満面の笑みで語ってくれたのは2019年6月、猛暑のブルゴーニュで初めて会ったヤン ドゥリューの言葉です。
この日以来数度訪問し、2023年4月にも新たに建てられた新ドメーヌにて、これから蔵元をリリースする予定の2019vtを試飲をしながら、各キュヴェの特徴を本人から聞くという幸せな訪問をしていました。久し振りに会うヤンは、相変わらず全開のオーラを感じる相当に”トンガッた”人ですが、同時に柔らかさも感じるようになっていました。
ワイン以外にもレースが趣味なヤン。以前はBMWのM3で爆走していましたが、今は相当にカスタムしたポルシェでレースするのが癒やしと語る眼は、まるでヤンチャな子供のようでした。(ちなみに最高速度320km出るそうです)
基本的には遅めのタイミングで収穫をするヤンは、多いと10ヶ国以上の季節労働者50~60人で行っていますが、例え季節労働者でもレベルの高い仕事をして欲しいと思っているため、仕事に見合った給料を払っているとの事。良い仕事をするために、眼に見えない所にも配慮を欠かさないヤン。そんな一つ一つの涙ぐましい努力の結晶である彼のワインのご案内です。
■ヤン本人によるヴィンテージ解説■
*2015vt
僕にとって最高のヴィンテージ。日照時間が長く、熟成度が高く、酸と果実のバランスが文句の付けようがない程取れている。美しい質感と果実のヴォリュームがあり、ある意味ワインが造りやすかったヴィンテージ。難しい問題は何も起きなかった。
*2016vt
とても悲しいヴィンテージ。霜、雹、湿度これらの影響によりミルデューが発生し、収穫量は考えられないほど少量だったけれど、収穫された残りの葡萄のクオリティが想像以上に高く、ワインが素晴らしいバランスに仕上がった年。最も豪華でグラマラスな品質を得られたヴィンテージのひとつ。
*2018vt
太陽のヴィンテージ。世界的な猛暑に見舞われた最初のヴィンテージという印象が強い年。収穫は40日間、醸造は4ヶ月間。ワインは非常に豊かで申し分ないクオリティなものの、タンニンは例年より硬く、強い酒質が特徴で、少々待つ忍耐力が必要。
*2019vt
2018年同様とても暑かった。しかし結果的に魔法が掛かったようなヴィンテージだった。成育も十分で畑での作業は簡単、ブドウは完璧に健全、生産量も多く、出来上がったワインの品質も過去最高だった。ワインのバランスは完璧です。
■ヤン ドゥリュー■
ヤン ドゥリューは、オート コート ド ニュイのエリアでニュイ サン ジョルジュとアロース コルトンの間に位置するヴィレ=ラ=フェイ村を中心にワイン造りを行なっています。2010年がデビューとなるヴィンテージで、3haほどの広さの畑から革命的なワインを生み出しています。
ジュアリン ギュイヨの下で7年間ワイン造りを学び、その後、DRC社の共同経営者としても知られる、故アンリ フレデリック ロック氏のドメーヌ プリューレ ロックで2008年から栽培を担当していました。彼は、自身のワインをリリースするようになってからも、プリューレ ロックでの仕事を続けており、ロックでの仕事を終えた後や休日などを利用してブドウを育て、ワイン造りに取り組んでいた情熱ある生産者です。ブルゴーニュでも比較的注目されていない土地の中から、可能性を秘めたテロワールを発掘し、その土地で素晴らしいワインを生み出すことに情熱を注いでおり「ブルゴーニュには、今評価されている区画以外にも、誰も挑戦していないけれど素晴らしい可能性を秘めた土地、テロワールがある。僕の人生はそういった土地を発掘し、素晴らしいワインを生み出すこと。」と言います。
そんな彼のアンテナにキャッチされたのがオート コート ド ニュイという地域。オート コートという格下に見られがちなこの土地で、徹底的にテロワールの可能性を引き出し、従来の常識を凌駕するワインをファースト ヴィンテージから生み出すことに成功し、ブルゴーニュという、ともすれば保守的になりがちなこの土地で、ここまでリスクを取る覚悟を決めたワイン造りに取り組むヤンドゥリュー。その結果は、ボトルに詰められたワインからしっかりと感じることができます。
「攻めた」といってもあらゆる要素が完璧なバランスのブドウから造られるワインは、豊富なミネラルと芯のある果実味があり、非常に端正で美しさのある味わいで、不安定さとは無縁です。ロックやパカレに通じる雰囲気もありますが、その偉大な先輩たちすらも持っていない「明るさ」も備えていて、気難しさはなく常に外向的で人懐っこい味わいを楽しませてくれます。そのワインから感じる「明るさ」が、造り手本人に会った際に感じる人柄とシンクロしているというのも興味深い点で、実際ヤン ドゥリューは笑顔を絶やすことのない好青年という雰囲気でした(ただし腰まで伸びたドレッド系の髪ともじゃもじゃの髭というファンキーな風貌でもあります)。
彼に理想のワインの姿を尋ねると「その日最初に飲むワイン、朝起きて最初に口にして清々しい気持ちにさせてくれるワイン」と答えてくれました。その明るく、清々しいワインを生み出すために、自分自身のすべてをワインに注ぎ込んでいるヤン。思わず踊りだしたくなる「明るさ」を備えた新時代のブルゴーニュワイン。パリ中のカヴィストやソムリエが話題にするヤン ドゥリュー!新しいブルゴーニュワインへの扉を開けてくれます。
- 品種
- ピノ ノワール
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