Wine Shop Salut - 世界各地の自然派&銘醸ワイン ワインショップ サリュー

  • ようこそ ゲスト 様

世界各地の自然派&銘醸ワイン ワインショップ サリュー

会員ログインで最大30%off
27,000円(税込)以上のお買物でクール便送料無料!

赤:[2016] VdF テート ド ポン ルージュ (ヤン ドゥリュー) / VdF Tete de Ponts Rouge (Yann Durieux)

定価
27,500円(税込)
一般価格:24,750円(税込)

SOLD OUT

在庫状況: 売切れ中

商品説明



■非常に長い余韻を持っており、正に今飲んで素晴らしいワイン■



プルミエ ポン用の葡萄の中で、よりクオリティの高いものを新樽で熟成させようと考え、このキュヴェが生まれました。プルミエ ポンに樽のニュアンスを付けたくなかった為です。 100%新樽で2年熟成させた後、セラー内で瓶熟。熟成させないと香り、味わい共に本領発揮しないとの考えから、リリースを極力遅くしています。

少々くすんだガーネット色の外観。バラの様な赤系の力強い花の香りに、凝縮したプルーンやブラックベリーの様な果実のニュアンスが溢れます。時間の経過と共に熟成から来る紅茶の様な香りやシャンピニオン香も感じられるようになります。

味わいは、非常にエレガントなスタイルで、やさしい果実味や丸い酸、ミネラルに包まれる穏和なピノノワールに仕上がっています。

非常に長い余韻を持っており、正に今飲んで素晴らしいワインです。





■これぞブルゴーニュの真髄!思わずため息が出てしまう...ヤン ドゥリューの新VT、バックVTをご案内です。■



「やっと充実したワイン造りが出来たと感じられたんだ」と満面の笑みで語ってくれたのは2019年6月、猛暑のブルゴーニュで初めて会ったヤン ドゥリューの言葉です。

この日はこれからリリースする予定の2017VTや、過去のバック ヴィンテージ含め20アイテム近い試飲をしながら、各キュヴェの特徴を本人から聞くという幸せな訪問をしていました。初めて会うヤンは、話には聞いていましたが、会った瞬間に全開のオーラを感じる相当に”トンガッた”人。言葉の一つ一つにエモーショナルな波動が込められているかのように我々の心に突き刺さり、とは言えワイン以外の話しをする時は身重の妻を優しくフォローする良い夫な側面もある、実に人間らしい人でした。ワイン以外にもレースが趣味なヤン。BMWのM3で爆走するのが癒やしと語る眼は、まるでヤンチャな子供のようでした。(ちなみに訪問1周間前にBMW M3で爆走し、免停になったそうです。)

基本的には遅めのタイミングで収穫をするヤンは、多いと10ヶ国以上の季節労働者50~60人で行っていますが、例え季節労働者でもレベルの高い仕事をして欲しいと思っているため、仕事に見合った給料を払っているとの事。良い仕事をするために、眼に見えない所にも配慮を欠かさないヤン。そんな一つ一つの涙ぐましい努力の結晶である彼のワインのご案内です。



■ヤン本人によるヴィンテージ解説■



*2014ヴィンテージ
いわゆるブルゴーニュ人が喜ぶ、クラシックなブルゴーニュタイプのヴィンテージ。良い意味ですべての要素が程よく、球体のように素晴らしくバランスが取れていて、収穫量は9月の雨で少し複雑な状況になり、収穫時期にはスズキドロソフィラの襲来で、数量が大幅に減少してしまった悲しいヴィンテージ。

*2015ヴィンテージ
僕にとって最高のヴィンテージ。日照時間が長く、熟成度が高く、酸と果実のバランスが文句の付けようがない程取れている。美しい質感と果実のヴォリュームがあり、ある意味ワインが造りやすかったヴィンテージ。難しい問題は何も起きなかった。

*2016ヴィンテージ
とても悲しいヴィンテージ。霜、雹、湿度これらの影響によりミルデューが発生し、収穫量は考えられないほど少量だったけれど、収穫された残りの葡萄のクオリティが想像以上に高く、ワインが素晴らしいバランスに仕上がった年。最も豪華でグラマラスな品質を得られたヴィンテージのひとつ。

*2017ヴィンテージ
とてもフレッシュな果実とスルスル飲める質感で飲みやすい、心地良いヴィンテージ。1年を通じて良好な天候にも恵まれ、良い意味で畑に手を掛け過ぎなくて良かった。熟度はそれほど高くないものの、果実、酸のバランスが取れたワインで、今飲むのであればこのヴィンテージのバランスは、かなりいい驚きを与えてくれると思う。

*2018ヴィンテージ
太陽のヴィンテージ。世界的な猛暑に見舞われた最初のヴィンテージという印象が強い年。収穫は40日間、醸造は4ヶ月間。ワインは非常に豊かで申し分ないクオリティなものの、タンニンは例年より硬く、少々待つ忍耐力が必要。



■ヤン ドゥリュー■



ヤン ドゥリューは、オート コート ド ニュイのエリアでニュイ サン ジョルジュとアロース コルトンの間に位置するヴィレ=ラ=フェイ村を中心にワイン造りを行なっています。2010年がデビューとなるヴィンテージで、3haほどの広さの畑から革命的なワインを生み出しています。

ジュアリン ギュイヨの下で7年間ワイン造りを学び、その後、DRC社の共同経営者としても知られる、故アンリ フレデリック ロック氏のドメーヌ プリューレ ロックで2008年から栽培を担当していました。彼は、自身のワインをリリースするようになってからも、プリューレ ロックでの仕事を続けており、ロックでの仕事を終えた後や休日などを利用してブドウを育て、ワイン造りに取り組んでいた情熱ある生産者です。ブルゴーニュでも比較的注目されていない土地の中から、可能性を秘めたテロワールを発掘し、その土地で素晴らしいワインを生み出すことに情熱を注いでおり「ブルゴーニュには、今評価されている区画以外にも、誰も挑戦していないけれど素晴らしい可能性を秘めた土地、テロワールがある。僕の人生はそういった土地を発掘し、素晴らしいワインを生み出すこと。」と言います。

そんな彼のアンテナにキャッチされたのがオート コート ド ニュイという地域。オート コートという格下に見られがちなこの土地で、徹底的にテロワールの可能性を引き出し、従来の常識を凌駕するワインをファースト ヴィンテージから生み出すことに成功し、ブルゴーニュという、ともすれば保守的になりがちなこの土地で、ここまでリスクを取る覚悟を決めたワイン造りに取り組むヤンドゥリュー。その結果は、ボトルに詰められたワインからしっかりと感じることができます。

「攻めた」といってもあらゆる要素が完璧なバランスのブドウから造られるワインは、豊富なミネラルと芯のある果実味があり、非常に端正で美しさのある味わいで、不安定さとは無縁です。ロックやパカレに通じる雰囲気もありますが、その偉大な先輩たちすらも持っていない「明るさ」も備えていて、気難しさはなく常に外向的で人懐っこい味わいを楽しませてくれます。そのワインから感じる「明るさ」が、造り手本人に会った際に感じる人柄とシンクロしているというのも興味深い点で、実際ヤン ドゥリューは笑顔を絶やすことのない好青年という雰囲気でした(ただし腰まで伸びたドレッド系の髪ともじゃもじゃの髭というファンキーな風貌でもあります)。

彼に理想のワインの姿を尋ねると「その日最初に飲むワイン、朝起きて最初に口にして清々しい気持ちにさせてくれるワイン」と答えてくれました。その明るく、清々しいワインを生み出すために、自分自身のすべてをワインに注ぎ込んでいるヤン。思わず踊りだしたくなる「明るさ」を備えた新時代のブルゴーニュワイン。パリ中のカヴィストやソムリエが話題にするヤン ドゥリュー!新しいブルゴーニュワインへの扉を開けてくれます。


品種
ピノ ノワール

おすすめ商品

他の商品を探す

営業カレンダーCARENDER

2024年5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
2024年6月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

※午後13:00までのご注文は原則当日発送
※決済の完了、確認事項などがない場合に限ります。
赤字:発送のみお休みとなります