味わい・生産者について
- 規格/タイプ
- 赤/スティル/辛口/750ml
- ヴィンテージ
- 2024
- 生産者
- ピットナウアー(Pittnauer)
- 産地/アペラシオン
- オーストリア/ノイジードル湖東岸/ハイデボーデン
- 品種
- ツヴァイゲルト 70%、ブラウフレンキッシュ 30%
- 栽培・醸造
- ビオディナミ栽培。土壌は砂質、粘土、黒土。8月下旬と9月下旬に手摘み収穫。除梗後、品種別に発酵。短めのスキンコンタクトを経て、天然酵母で自然発酵し、旧樽で12カ月間熟成。瓶詰めの前日にブレンド。無清澄、軽めの濾過。瓶詰め時のみ亜硫酸を少量使用(10mg/L以下)。酸5.5g/L、残糖0.9g/L。スクリューキャップ。
- アルコール度数
- 12.5%
- 料理との相性
- 豚肩ロースのグリル プラムと粒マスタードのソース
鴨胸肉のロースト ダークチェリーのソース
牛肉とパプリカのグーラッシュ サワークリーム添え
秋茄子とサルシッチャのトマトパスタ ローズマリー
鶏もも肉と茸の赤ワイン煮 タイムの香り
- おすすめ温度
- 14〜16℃(目安)
- おすすめグラス
- 中ぶりのチューリップ型赤ワイングラス
- 飲み頃時期
- 2026年〜2029年頃(当店推定/適切なセラー保管の場合)
明るいルビー色。ダークチェリーやラズベリー、プラムの果実香に、少しのペッパーとスパイスが重なります。口に含むとダークチェリーやブラックベリーの風味が広がり、果実味を中心にしたフルーティーでジューシーな味わいです。
軽めの酸と滑らかなタンニンが、果実の風味とともに感じられます。ジューシーさの中にスパイスとほのかなタンニンが重なり、カジュアルで親しみやすい飲み心地にまとまっています。
ノイジードル湖東岸のツヴァイゲルトとブラウフレンキッシュから造る、この地域のベーシックなスタイルの赤ワイン。「ピッティ」はピットナウアー本人のニックネームに由来し、彼が手掛けるカジュアルラインを代表する一本です。畑に咲く花をイメージしたラベルにも花が描かれ、アペリティフから食事まで気軽に楽しめるスタイルです。
■ピットナウアー(Pittnauer)■ワインの中に、シンプルさと正直な感情がある、ゲアハルト・ピットナウアーのスピリット。ピットナウアーは、自分が愛飲していたフランスかどこかのワインの中に、一貫性や共通のテーマがあることに気づくまでは、栽培理論なしでワイン造りを行っていました。年月は経ち、ビオディナミのことを知ったピットナウアーは、妻のブリジットとともに、2006 年よりビオディナミに転換。15ha(半分は自分のもとで半分は借りた土地)を生きたワインを造るために、独自のオーガニック精神で手入れし始めました。堆肥を与えるところから収穫までのすべての作業はマニュアル通りに行われ、カレンダーはなく、彼をあせらせるものは何もない。葡萄の完璧な成熟がもたらす味わいを大切にし、きれいな葡萄を選んで、ヴィンテージのコンディションに応えたワイン造りをセラーで行っています。彼の造るワインは、ピュアでフレッシュな果実味が特徴。ピットナウアーは、それぞれのブドウ品種がもつ、わくわくするような、ユニークな声やテロワールがはっきりと聴こえてきそうなワインを造っています。
ワイナリーでは、自分達の葡萄造りのために必要な原料を選択するところから始まります。できる限り効果的に、自然からの資源を使うことに努め、昔ながらの動物相や植物相の栽培方法を取り入れています。畑に生物多様性をもたらすことは、生産者にとって最も重要な事です。人間がコンポストやグリーンシードを使ったプロセスを構築することは、浸食を減らし、土壌の生命力を促進し、葡萄に抵抗力をもたせます。更に、葡萄は植生と生殖・成長との間により良いバランスを達成することで、最終的に葡萄畑の寿命を大幅に伸ばすことになると考えているのです。葡萄は、生理学的に十分成熟している必要があり、健康的でボトリティス菌の付いていない状態である必要があります。一つずつ手摘みで収穫し、注意深く木箱に詰められ、畑での選別とセラー内での仕分けテーブル上で、圧搾前に葡萄品種のダブルチェックをします。葡萄はできる限り機械によるストレスが少ない状態で処理されます。ピットナウアーのワインは全てビオディナミ農法にて造られています。使っているのは、硫黄と銅、スプレーするのは、500 番(牛糞のプレパレーション)と 501 番(水晶のプレパレーション)だけ。水晶はシリカを含み、ブドウ自体や葉など地上に出ているところに作用し、太陽のエネルギーとの結びつきを強めます。これらを 4 輪バイクとトラクターでスプレーするのですが、これは重量が少ないため土壌に対する影響が少ないためです。醸造過程では、発酵はベーシックなクラスまで天然酵母を使用し、酸化防止剤は必要分のみもしくは無添加。全てのワインに認証を取っているわけではありませんが、Respekt(リスペクト)という認証を取得。リスペクトは、みんなが一丸となってより多くのことを達成できる場所。お互いに学び合うため、お互いに教育し合うため、そしてサポートしあうための団体。リスペクトは、ルドルフ・シュタイナーの考え方を基にしながら、それと同時に理論や実践では独立的で効果的に活動しています。加えてオープンでフレンドリー、そして専門的なことがやりとりできるような志を同じくする人を探しています。同じような認証団体にデメターがありますが、デメターは全ての農産物を認証する一方で、リスペクトはワインのみの認証団体ということになります。
ラベルについて
アーティストを目指していたゲアハルトと付き合いも深い独のアーティスト Tobias Hermeling トビアス・ヘアメリングの作品。特にそれぞれのワインとラベルとの関係はありませんが、基本、彼のフィーリングで作成。自然や畑、人や動植物など多く用いられています。
Pannobile(パノービレ)とは1980 年代中頃、多くのオーストリア・ワインメーカーは、最新のセラーテクノロジーを導入し、ワインにより大きなバリューをもたせようと、土着品種よりインターナショナル品種を栽培し、他国で同じブドウ品種を栽培しワインを造っている地域と自分達のワインとを比較し、畑のポテンシャルを再確認していました。しかし、結局のところ、味わいのある種の均一化、地域の特徴を備えた葡萄品種を使ったワインの減少を導く結果となりました。世界がインターナショナルスタイルに熱狂していた頃、自国のプレミアムワインを造るにはどうしたらいいのかを考えるワインメーカーがいたことも事実。それが、後のパノービレになります。パノービレという団体が作られる以前は、オーストリーのノイジードラー湖の北東沿岸にあるワイン村、ゴルスでワイン造りをしている仲間たちが、モダンでもインターナショナルでもない、土着品種、土壌やキャラクター、地域の気候を生かしたプレミアムワインを造るためにはどうすればいいかについての会合を開いていました。1994 年、自分達のアイディアを確実にゴールに近づけること、気づきの踏み台を作ること、そして、これらの目標をコントロールするために、Pannobile(パノービレ)という団体を立ち上げ,1998 年にピットナウアーもこの団体の一員となり、ワインを造り続けています。
保管・ワインのお取り扱いについて
当店のワインには、無濾過・無清澄、酸化防止剤(SO₂)無添加または極少量のものが含まれます。
澱、酒石酸結晶、微発泡などが見られる場合がありますが、ワインの自然な特性であり品質に問題はございません。
ワインセラー、または12℃前後の冷暗所で保管してください。澱が気になる場合は、ボトルを立てて落ち着かせ、ゆっくり注いでお召し上がりください。
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