味わい・生産者について
- 規格/タイプ
- 赤/スティル/辛口/750ml
- ヴィンテージ
- 2025
- 生産者
- ドメーヌ・クロヴァロン(Domaine de Clovallon)
- 産地/アペラシオン
- フランス/ラングドック地方/ベダリュー/IGPペイ・ドック
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 栽培・醸造
- ビオディナミ栽培。2025年9月5日収穫。全房をステンレスタンクで野生酵母により発酵し、ソフトなアンフュージョンで抽出。マロラクティック発酵と熟成もタンクで行う。バトナージュ・澱引きなし。無清澄・無濾過。SO2は瓶詰め時に必要最低限のみ添加。生産10,000本。
- アルコール度数
- 12.5%
- 料理との相性
- 鴨胸肉のロースト 赤ワインと木苺のソース
豚ヒレ肉のソテー 舞茸とタイム
秋鮭のポワレ きのこのクリームソース
茄子とモッツァレラのオーブン焼き
鶏もも肉と栗の照り焼き 山椒の香り
- おすすめ温度
- 14〜16℃を目安に。
- おすすめグラス
- ボウルのふくらみがある赤ワイングラス。
- 飲み頃時期
- 2026年〜2028年頃(当店推定/適切なセラー保管の場合)
フレッシュな赤い果実の香りに、ほのかな花のニュアンスが重なります。果実の清々しい表情と花の柔らかさが寄り添い、軽やかに香りが広がります。
口に含むとシルキーな質感が感じられ、果実味に爽やかさとミネラルの感覚が重なります。しなやかな飲み心地の中に、すっきりとした輪郭が保たれています。
■ドメーヌ・クロヴァロン■ ■ビオディナミからナチュラルワインへ■クロヴァンロンでは 2000 年にビオロジックから完全なビオディナミへと移行し、全てのワイ ンが厳格なデメテールの認証を受けています。栽培では、ブドウ木に過剰な負荷を掛けな いようグリーン・ハーヴェストも摘芯も除葉も行いません。醸造においても野生酵母のみでブ ドウ以外には何も加えずブドウの力だけで自発的に発酵を行い、亜硫酸も必要な場合に 限り最小限添加するのみで、可能な限り介入を排したナチュラルワインを造っています。ル・ トン・デ・スリーズのすぐ南のベダリューにあるクロヴァロンは標高 250~400m の高地にあり、 ラングドックでも冷涼なミクロクリマに位置しています。このため、ブルゴーニュ的なフィネスとエ レガントさを備えたナチュラルワインを生み出しています。(インポーター資料より)
■ワインの多様性と可能性を広げる取り組み■ワインの多様性と可能性を広げる取り組み ドメーヌはこれまで母と娘の二人三脚で運営されてきましたが、2016 年からは、ステファ ノ・ルビアナ、マリー=テレーズ・シャパーズ、アンジェロ・ガヤなどで修行した娘のアリックスがド メーヌの全権を任され、新たな取り組みを始めています。約 200 年前に植樹された 15 種 以上の地場品種が栽培されるクロから、フィールドブレンドで醸造したキュヴェや、中世のブ ルゴーニュの慣行を逆転させた手法によるシラーとピノ・ノワールのブレンドキュヴェ、そしてリ ースリング種主体のオレンジワインなど、既成概念に囚われない、ワインの多様性と可能性 を広げる新たなキュヴェのリリースを始めています。2017 年からはナチュラルワインのイベント 「Raw Wine Fair」にも参加しています。
■ドメーヌ・クロヴァロン■ドメーヌ・ド・クロヴァロンは Catherine Roque カトリーヌ・ロックによって 1985 年に創設 されました。建築家をしていたカトリーヌは、フォジェールの北隣の村 Bedarieux ベタリュー に畑付きの自宅を 1985 年に購入。ブドウ栽培とワイン造りを独学で学びながらドメーヌの 経営を始めました。当時、畑にはアラモンといったラングドックの大量生産用のブドウが植え られていましたが、ドメーヌは標高 250~400 メートルの高地で、ラングドックでも冷涼なミ クロクリマで、畑は北向きの緩やかな斜面に位置していました。このため、南仏の品種よりも、 冷涼は気候の品種が向くと直感したカトリーヌは、1985年にシャルドネ、1988年にヴィオ ニエ、1989 年にはピノ・ノワ-ルを植樹していきました。ヴィオニエなどは、ドメーヌ・ジョルジ ュ・ヴェルネイの畑に出向き、穂木を譲り受けてドメーヌの畑に植樹するほどの情熱を傾けて 栽培を始めました。また、ピノ・ノワールに関しては、ラングドックで初めてピノ・ノワールが植 樹したのが、ドメーヌ・ド・クロヴァロンでした。というのも、当時、まだピノ・ノワールはヴァン・ ド・ペイ・ドックの指定品種に認定されていなかったのです。自身の畑におけるピノ・ノワール の可能性を信じたカトリーヌは、INAO に陳情を働きかけ、最初は実験という名目で許可 を得てピノ・ノワールを栽培していきました。その後、ドメーヌで栽培されたピノ・ノワールから 造られたワインの品質の高さが認められたことによって、ピノ・ノワールはヴァン・ド・ペイ・ドック の品種として正式に INAO に認められるようになったのです。つまりカトリーヌは南仏のピノ・ ノワールのパイオニアであり、母である存在なのです。
現在の栽培面 積は 11ha で赤ワ イン用 2 品種、白 ワイン用 8 品種が 栽培されています。 畑は品種毎 11 区 画に分かれ、1ha 超える区画はピノ・ ノワールの 2 区画と ヴィオニエの 1 区画のみで、その他は全て 1ha 以下の小さな区画になっています。ドメーヌ のブドウ畑は北向きのすり鉢状になっています。ちょうど谷の出口に位置するため、標高 1000m に達する Monts de L'Orb オルブ山と、Larzac ラルザック台地から冷たい空気 が吹き付けてきます。また、畑の南には石灰岩の断崖があって、ブドウ畑を海からの暑い空 気から遮断しています。こうして、北の品種に向いた冷涼なミクロクリマが形成されているの です。一方、この畑の南側にある石灰岩の断崖が巨大な貯水槽の役目も果たしているた め、地中 7~10mにある母岩の上を地下水が流れ、ブドウ木に安定的に水分が補給さ れます。ピノ・ノワールは特に水のストレスに非常に敏感であるため、栽培に最適な環境が 揃っているというわけです。また、畑の地質は、この地域では珍しいマグネシウムが豊富なド ロマイト石灰岩土壌の地層であるため、豊かなミネラルがワインに表現されることも大きな 特徴です。ドメーヌ名の Clovallon クロヴァロンとは、南仏の方言で「谷あいの窪地」を意 味します。設立当時、ドメーヌの建物があった場所が、谷あいの窪地に位置していたためこ の名前が付けられました。2016 年からは、イタリアのアンジェロ・ガヤ、タスマニアのステファ ノ・ルビアナ、スイスのビオディナミの大御所マリー=テレーズ・シャパーズなどで修行したカトリ ーヌの娘の Alix アリックスがドメーヌの全権を任され、新たな取り組みを始めています。
*ドロマイト:珊瑚などの生物が海底に堆積して石灰岩になった後、カルシウムの一部が海水中のマグネシウム で置き換わって生成した生物由来の鉱石。天然のミネラル素材で、カルシウムとマグネシウムが 2 対 1 の理想 的なバランスで含まれている。
■栽培について■ドメーヌでは設立当初よりビオロジックを実践していました。その後、2000 年に完全なビ オディナミへと移行し、全ての畑でビオディナミによるブドウ栽培を行い、ドメーヌの全てのワイ ンが厳格なデメテールの認証を受けています。 植樹比率は1ha 当たり 6000 本で、収量のコントロールは剪定段階で行っています。 剪定の際、極めて短小に剪定に行うことによって収量が増えないよう調整しています。通 常、剪定がうまくいけば想定した収量に誘因できるため、基本的にグリーン・ハーヴェストは 行いません。しかし、芽かきは、翌年の剪定をやり易くしてくれるため、実施しています。摘 芯は行いませんが、「Tricotage トリコタージュ」という、ブルゴーニュのドメーヌ・ルロワでも行 われている手法が取られています。これは枝先を切らずに伸びた枝を巻きつけて編んでいく 手法で、ブドウが色付きの段階で行っています。 除葉は基本的には行いませんが、9 月の段階でブドウの成熟が遅い場合は行っていま す。収量は品種や区画によって異なりますが、1ha 当たり 25 ヘクトリットルを超えることは ありません。畑の耕作は年 2 回行います。冬場はつるはしを使って手作業で、もう一回は ブドウの芽から綿毛が出た頃からブドウが結実する間の時期に馬を使って行っています。耕 作と同時に、ブドウ木と競合関係になってしまう不要な雑草を取り除いています。除草剤 は一切使用していません。また、ヤギの糞を使った堆肥やビオディナミの調剤をコンポストと して畑に撒いています。
* Tricotage トリコタージュについて 摘芯は、結実した実により養分がいくように、また伸 びていく枝が他の葉に影を作ったり、絡まって風通し が悪くなったりするのを避けるために、不必要な枝先 を切る作業です。しかし最近は、伸びていく枝先こそ がブドウの糖分を作るのに役立っていると考えられて おり、ブルゴーニュのドメーヌ・ルロワのように摘芯をし ない造り手が増えています。これらの造り手が、摘芯 をしない代わりに行っているのが「トリコタージュ(フラ ンス語で「編む」という意味)」です。これは、糖質を 作る枝先を切らずに、枝が影を作らないように伸び た枝を巻きつけて編んでいく作業です。
■収穫と醸造について■収穫は昼の暑い時間帯を避け、早朝に行います。全て手摘みで行います。ブドウが潰 れないように、収穫したブドウは小さなケースに入れて醸造所まで運ばれます。選果は収 穫直後に畑で 1 回、さらに醸造所に運んで醸造する前に 1 回、合計 2 回行われます。 醸造はブドウに付着している野生酵母のみで行い、他のいかなるものも加えません。SO2 も無添加(もしくは必要最低限のみ添加)。ピノ・ノワールのキュヴェは、除梗せずに全房 で発酵を行います(キュヴェに応じて 50%前後除梗する場合もある)。発酵はステンレス タンクもしくは円錐形の木製の発酵槽で行われます。発酵温度は 25~28度の低温で行 います。醸しに関しては、果汁を均質化するために発酵の最初の段階でポンピングオーバ ーを 1 回のみ行います。その後、アルコール発酵の期間中は 1 日 2~3 回のデレスタージ ュを実施します。ピジャージュは頻繁には行わず、発酵の最終段階で 1 日 1 回の実施に 留めます。発酵期間は 5日から 7日。キュヴェゾンの期間は約 3~4週間です。圧搾後、 バリック(マス・ダルゾンの白ワインの熟成に使用した 1~3 年樽)又は円錐形の木製タン クでマロラクティック発酵と熟成を行います。 ドメーヌではフレッシュ感とタンニンの繊細さ、ブドウに備わっている複雑な香りを引き出す ナチュラルな醸造を行っており、過剰なアルコール度や力強さなどは追求していません。ドメ ーヌは 2017 年からナチュラルワインのイベント「Raw Wine Fair」に参加しています。
保管・ワインのお取り扱いについて
当店のワインには、無濾過・無清澄、酸化防止剤(SO₂)無添加または極少量のものが含まれます。
澱、酒石酸結晶、微発泡などが見られる場合がありますが、ワインの自然な特性であり品質に問題はございません。
ワインセラー、または12℃前後の冷暗所で保管してください。澱が気になる場合は、ボトルを立てて落ち着かせ、ゆっくり注いでお召し上がりください。
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白:[2024] トゥーレーヌ・シュナン( レ・ザスレット・デュ・ヴァン)/ Touraine Chenin (Les Athletes du Vin)3,520円(税込)
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赤:[2022] コート・ド・ボルドー・カスティヨン(シャトー・ド・プラド)/Côtes de Bordeaux Castillon(Château de Prade)3,135円(税込)
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赤:[2023] レイジー・ワインメーカー! カベルネ・ソーヴィニヨン(クォーサ・ワインズ)/Cabernet Sauvignon(Quasar Wines)2,750円(税込)
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白泡:[NV] クレマン・ダルザス ブリュット ナチュール セレクショネ パー(マルク・テンペ) /Brut Selectionne Par4,290円(税込)

